2月の定例会

日時:2月18日(土)15:00より
出席者: 6名

■日時:2月18日(土)15時より
■ 出席者:6名


●第3次金沢交通戦略のパブリックコメント集計結果について
パブリックコメントの結果について意見交換を行いました。

https://www4.city.kanazawa.lg.jp/material/files/group/39/20230217_R-10_kekka2.pdf

・第3次戦略は、「新しい交通システム(第1段階)」に関しては連節バスとモビリティハブに重点を置いていますが、連節バスに関する意見は否定的なものばかりがパブリックコメントとして集まっています。
定例会でも、運転士不足への対応になるのかどうか疑問、本当に信用乗車(セルフ乗車)が可能なのかといった声がありました。

・モビリティハブについては、位置の選定をはじめこれから具体策が決まるということもあって意見は少数でした。
定例会では、乗り換え抵抗が強いという理由で「新しい交通システム」の導入を先送りした一方で、乗り換えを前提としたモビリティハブ(「乗継拠点」)をまちなかや公共交通重要路線沿いに整備するのは矛盾ではないかという意見がありました。

・LRTについては肯定的な意見が多い一方で、「一度敷設すると固定化されフレキシブルな道路利用ができなくなるなどの課題がある」という意見がありました。 これに対して定例会では、いかにも人口に膾炙しやすい意見だが、道路上にレールが固定されるからこそフィーダーバス等の設定を柔軟に計画しやすいという意見がありました。あくまで公共交通および街の“軸”の問題であり、軸を定めた上で街の変化にはレールの延長やバス路線再編でフレキシブルに対応するなど、世界中の都市と同じ考え方でいいのではないかということです。
軌道系によるまちづくりを金沢市ももっと重視すべきではないか、金沢は“バスのまち”と決めつける必要はないのではないか、軌道上をバスも走れるようにすればよい、BRTもトラムを連節バスに代えただけなので道路上の専用走行空間は固定されたものではないか、石川線や浅野川線、IRいしかわ鉄道線との直通の可能性を閉ざすのはもったいない、といった指摘もありました。

●今後の日程
次回は3月18日(土)です。

毛利