2月の定例会


日時: 2月17日(土)
出席者: 6人 +ゲスト1人


●意見交換
雑談形式で意見交換を行いました。


○海外の事例について

「久々の日本でまだ続いていた車優先社会」
https://www.newsweekjapan.jp/joyce/2018/02/post-138.php
「ドイツ、公共交通機関の無償化を検討 EUの大気汚染規制対策で」
http://www.afpbb.com/articles/-/3162332?pid=19816920

上記記事に基づいて、議論しました。

・20、30年前から日本では考え方が変わっていない。今後、高齢化が進み、若者のクルマ離れも
指摘される中、時代の変化を先取りした交通体系をどう考えていくか、もっと広く深い議論が必要
ではないか。

・京都では、自転車がクルマと一緒に走っているので、自転車に乗っていて恐怖を感じる。
けれども、どう改善すべきかという議論になっていない。結局、現状追認のままだ。

・クルマにはクルマの役割がある。問題は、クルマ、公共交通、自転車、徒歩がそれぞれ分断
されていて、総合的な交通体系になっているとは言い難いことだ。

・例えば北陸大学では、往復にバスを使うと1,000円もかかる。これでは公共交通とはいえない。
もっと学生にまちなかに来てもらうためにも、学割制度が必要ではないか。
ドイツのように学生は半額にしてはどうか。
原資は公的支援(税金)でも、結果が出れば納得してもらえるのではないか。

・日本では「交通」よりも「道路」への関心が高い。
 そろそろ本気で議論すべきは、道路の使い方(道路空間の再配分)ではないか。




○H井さんの資料について

H井さん作成の資料を元に意見交換しました。
公共交通のサービスレベルは、ある“閾値”を超えないと、はっきりした効果となって表れない
「まちを黒字化」していく決意で、思い切って支援していかないと、結局は現状のちょっとした改善に
とどまってしまうのではないか、といった意見が出ました。


●第5回・終着駅サミットin広島(あき亀山)
3月4日(日)に行われます。詳細はチラシをご覧ください。
→ チラシ表  チラシ裏


●3月以降の日程
3月は17日(土)、4月は21日(土)の予定です。




会長:Mt