3月の定例会


日時: 3月18日(土)
出席者: 会員10人  ビジター 2人



○イベント企画の提案について

提案内容について毛利が説明し、賛同を得ました。

・趣旨
 市の「新しい交通システム検討委員会」の提言を報じるマスコミの論調は“課題山積”の一色です。
「道路が狭い」「渋滞する」といった消極論が噴出し、“導入は大変難しい”というイメージが市民の間に
広がっています。

 こうした状況を変えるために、本会は市民団体として“違った視点”を提示すべきと考えます。
 快適に過ごせるまちなか、のんびり歩ける街路、都市圏全体での公共交通の活性化が実現すれば、
 金沢はもっと住みやすく楽しいまちになる、中心市街地も元気になる、広域の交流も活発になる、
 そんな前向きの広い観点から「新しい交通システム」の議論を提起したいわけです。
 大事なのは“機運の醸成”です。課題とともにメリットも訴え、「新しい交通システム」への理解を
 促進することが本企画の狙いです。

・日時:2017年6月10日(土)午後1時30分〜午後5時
・場所:金沢市近江町交流プラザ集会室(定員約90人)
・タイトル案:公共交通が金沢の未来を拓く――「新しい交通システム」について考えよう

・プログラム案
1.基調講演
「新しい交通システム」とは何か?――都市交通政策のパラダイムシフト
中川大氏(富山大学教授)
2.報告
福井の事例に学ぶ――石川線活用への示唆:清水省吾氏(NPO法人ROBA事務局長)
富山駅南北接続について――金沢駅東西接続への示唆:中川大氏
3.ディスカッション
「新しい交通システム」の疑問に答える
中川大氏/清水省吾氏/本会会員/会場

準備については、4月の例会前に臨時の会合をもち、役割分担やスケジュールを決めることになりました。


○「新しい交通システム」検討委員会の提言について
次のような感想がありました。
・「機種」が決まらなかったが、おかげでLRTが選択肢に残って良かった。
・技術開発の動向(ART)や先行自治体(東京などの大都市?)の状況を見守るというのではいかにも
 消極的ではないか。
・富山市や福井市、新潟市や宇都宮市などの先行事例がすでに存在するのだから、調査し、比較して、
 金沢の機種選定の参考にしてほしかった。


○3月以降の日程
4月は15日(土)、5月は20日(土)、6月は17日(土)の予定。(いずれも第3土曜日)


○総会
4月の定例会に合わせて行います。




会長:Mt